雪上ロードバイク

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北海道百名道 道東編

雄大な景色を楽しめるルートが多い道東

このページでは道東(網走、十勝、釧路、根室地方)の北海道百名道を紹介していきたいと思います。

国道334号線、知床横断道路
日本百名道の一つ。
北海道百名道に順位をつけるつもりはありませんが、もし仮に順位をつけるとしたら圧倒的に1位になるであろうルート、それが知床横断道路です。北海道では珍しく森林限界を超えることのできるルートで、最高所(ルートのピークは知床峠より若干羅臼側にあります)の知床峠ではハイマツ帯を行きます。目の前に迫る羅臼岳の迫力に圧倒され、オホーツク海、根室海峡を一望でき、北方領土まで見渡せるこのルートはまさに北海道最高のトレーニングルートといえるでしょう。道路の傾斜は緩く、ケイデンスを上げた山岳トレーニングに向いています。このルートの残念で仕方ない点は、冬の間通行止めになってしまうことです。羅臼側は雪崩リスクの高い区間が多く、国立公園で世界遺産でもあるため、対雪崩設備を設けることが難しく、今後も引き続き冬にこのルートを走れるようになることはないでしょう。

知床横断道路知床横断道路知床横断道路知床横断道路

国道273号線、糠平国道 上川国道 三国峠
日本百名道の一つ。
その名のとおり、石狩国、北見国、十勝国の3国にまたがる三国峠。
十勝側は松見大橋と十勝三股カルデラの見渡す限りの樹海の向こうに東大雪の山々を見る圧倒的な景色が有名で、北海道の観光道路の代表格です。かつてここには直径10㎞にもなるカルデラ湖が存在したそうです。上川側は真夏でも緑岳を中心とする大雪山の残雪を見ることができ、北海道最大級の万年雪である高根ヶ原の雪田はまさに北海道の屋根を感じさせます。また頂上付近からは北海道第三の高峰である白雲岳、そして北海道の最高峰であり、南極大陸の平均高度と同じ高さの旭岳がピークが重なっている後旭岳のすぐ上にみることができます。しかしながら寒暖差によるアスファルトのひび割れひどく、夏用ロードでは走りづらいコースです。
冬は適度な交通量と降雪、融雪剤等の影響で非常に走りやすい路面状態になることが多いです。2017年夏現在、2016年の台風で破損した高原大橋の架け替え作業が行われています。
頂上の三国トンネルは非常に狭く、トンネルは通過せず、峠のどちらか片側だけを使用してトレーニングすることが多いです。
峠の北側は大雪湖がある影響で、放射冷却のときは大雪湖の上に冷気湖が形成され、盆地のような強烈な放射冷却が起きます。真夏でも気温が一桁になることは日常茶飯事で、8月上旬に気温3℃の中走ったこともあります(ちなみにその日は気温はスタート前には1℃まで下がりました。ついでにいうとこの日は本州の某所で気温41℃が記録されています)。
厳冬期の放射冷却時には-30℃に達することもあり、平均的な潤滑油では凝固(凍結)してしまうため、低温下でも大丈夫な潤滑油を使用します。また峠の北側は冬型の気圧配置になると、北西風が谷を駆け上がっていき強烈に寒くなります。厳冬期には-25℃近い突風が吹きつけ、とくに頂上手前3㎞程度は遮るものがほとんどない区間を走るので、極寒の強風で体温を奪われると危険なので長居しないことも大切です。この頂上手前の強烈な風が吹きつける区間を我々はデスゾーンと呼んでいます。また峠の南側は気温も高く、雪も少ないのですが、松見大橋の上だけは風がかなり強いときがあり、自転車ごと吹き飛ばされるほどの突風が吹くことがあるので注意が必要です。
道路の傾斜は非常に緩く、両側とも峠直前で少し登っていると感じる程度の印象で、基本的には山岳トレーニングというより平地のトレーニングに使います。

三国峠三国峠三国峠三国峠三国峠三国峠三国峠三国峠

三国峠へ上川側からアプローチするときに見える、北海道最大級の万年雪:高根ヶ原雪田の1年間の推移を動画にしたものです:

国道243号線、パイロット国道 美幌峠
日本百名道の一つ。
森林がほとんどなく、あたかも森林限界のような景色の向こうに広がる屈斜路湖の眺めは素晴らしく、放射冷却の強まる晴れた日の早朝には雲海が見れることでも有名です。景色は非常にいいですが、交通量がそこそこ多いです。

美幌峠美幌峠美幌峠美幌峠

道道950号線、野付半島
日本百名道の一つ。
半島の付け根は標津町、先端は別海町の飛び地になっている野付半島。最も細いところでは幅数十メートルしかなく、霧の中、両側を海に囲まれたこのルートを走っていると、同じところをぐるぐる回っているだけではないかと、ちょっと怖い不思議な気分になります。有名なトドワラは最近はかなり朽ちてしまいましたが、ナラワラは健在で、ルートからも見えます。

野付半島野付半島

道道85号線、パールライン 白樺峠
鹿追町-然別湖間の峠。
その名のとおり、頂上付近はシラカンバに囲まれており、途中、十勝平野を見下ろす眺めは素晴らしいです。
目の前に迫る東ヌプカウシヌプリを横に見ながら走るこのルートは交通量も少なく、寂しげな雰囲気のルートです。寒暖差によるアスファルトのひび割れは登りではそれほど気になりませんが、下りでは気になります。

白樺峠白樺峠白樺峠

国道38号線、狩勝峠
その名のとおり、石狩国と十勝国を結ぶルート。非常に展望のよい峠として有名な狩勝峠ですが、頂上からの十勝平野の眺めは素晴らしいです。

狩勝峠狩勝峠

道道52号線、屈斜路摩周湖畔線
ルートからの眺めは特段すごいものはありませんが、上の展望台からの摩周湖の眺めは素晴らしいです。

屈斜路摩周湖畔線屈斜路摩周湖畔線屈斜路摩周湖畔線

国道241号線、阿寒横断道路
写真はありません。

阿寒湖畔と弟子屈町を結ぶルート。
雄阿寒岳、パンケトー、ペンケトーの眺めは素晴らしく、北海道らしい景色が味わえます。交通量は結構多く、阿寒湖側は車のスリップストリームに乗って結構ハイスピードで登攀できます。弟子屈側のワインディングはなかなかテクニカルで、下りも楽しめるルートとなっています。